下肢(足・脚)の痛み

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下肢(足・脚)の痛みにお悩みではありませんか?

下肢(足・脚)の痛みにお悩みではありませんか?

下肢(足・脚)の痛みでお困りの場合、適切な診断と治療によって改善の可能性があるため、一度専門医の診察を受けることをおすすめします。土佐整形外科でも専門医がしっかりと痛みについてのお話をうかがい、丁寧な検査と治療を心がけておりますので、お気軽にご相談ください。

  • ふくらはぎの腫れ
  • 肉離れ
  • アキレス腱の痛み
  • 足関節の痛みや動きの硬さ
  • スムーズに歩けない
  • つま先立ちが困難
  • 足の裏の痛み
  • 足の親指が異常に曲がっている
  • 歩行時の痛み

代表的な疾患

下肢に起こる疾患は多岐にわたり、それぞれが特有の原因と症状を持ち、治療法も異なります。下肢の健康問題は、日常生活の質に大きな影響を及ぼす可能性があり、気になる症状がある場合には早めに整形外科でしっかりと診察を受けましょう。

肉離れ(筋肉断裂)

肉離れは、筋肉やその付着している腱が部分的または完全に断裂する怪我です。特に運動中に発生することが多く、太ももの裏側(ハムストリングス)やふくらはぎ(腓腹筋)でよく見られます。

肉離れの原因

急激な加速、ジャンプ、方向転換など、筋肉に予期せぬ大きな負荷がかかることが主な原因です。加齢による筋肉の柔軟性低下や、十分なウォームアップ不足もリスクを高めます。

肉離れの症状

患部の腫れ、打撲のような激しい痛み、断裂時の「プチッ」という音が特徴的です。重傷の場合、患部に明確なくぼみが触れることがあります。

肉離れの治療

初期治療としてはRICE処置(Rest:安静、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)が基本です。その後、症状に応じて固定や理学療法、適切なリハビリテーションがおこなわれます。

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂は、足の裏からふくらはぎにかけてのアキレス腱が部分的または完全に断裂する重度の怪我です。

アキレス腱断裂の原因

突然のスプリントやジャンプなど、アキレス腱に強い力が加わった際に発生します。特にスポーツ中の怪我に多いですが、日常生活での急な動作で発生することもあります。

アキレス腱断裂の症状

アキレス腱の腫れ、触ると痛みを感じる、つま先立ちができない、歩行困難、断裂時には足を後ろから蹴られた感じがするなどが主な症状です。

アキレス腱断裂の治療

軽度の場合はギプスや装具での固定治療がおこなわれますが、完全断裂の場合は手術が必要になることが多いです。手術後はリハビリテーションにより、筋力や可動域を徐々に回復させます。

偏平足

偏平足は、足のアーチ(土踏まず)が正常よりも低下し、地面に接する面積が増えた状態を指します。幼児期には比較的一般的な状態ですが、成人で持続する場合は症状が出ることがあります。

偏平足の原因

幼児期の偏平足は成長と共に改善されることが多いですが、成人後は長時間の立ち仕事や重い体重、足の筋肉や靭帯の機能低下によって発生することがあります。

偏平足の症状

足の疲れや痛み、足首や脚の腫れ、歩行時の不快感などがあります。重度の場合は日常生活に支障をきたすことも。

偏平足の治療

保存的治療として、足底板やオーダーメイドのインソールを使用して足のアーチを支えることが一般的です。痛みが強い場合は、理学療法や適切な運動療法が推奨されます。

外反母趾

外反母趾は、足の親指の第一関節が外側に変形する疾患です。進行すると痛みや歩行障害を引き起こします。

外反母趾の原因

遺伝的要因、不適切な靴の履用、足の筋力低下などが関与します。特に狭くて先の尖った靴や高いヒールを長時間履くことが主な原因とされます。

外反母趾の症状

親指の付け根の腫れや痛み、変形による歩行時の不快感、靴擦れや潰瘍の形成などが見られます。

外反母趾の治療

軽度の場合は適切な靴の選択、装具の使用、痛みに対する鎮痛剤の処方や、足裏のアーチをサポートするインソールの利用が有効です。また、物理療法や特定の運動療法により、足の筋肉を強化し、痛みを軽減させることができます。

スポーツと下肢(足・脚)の痛みの関係

足は日常の立ち姿勢や歩行、走行、そしてジャンプの着地時の衝撃を和らげる重要な役割を果たしています。過剰なスポーツ活動や仕事による過負荷、高いヒールの靴の着用、または加齢に伴う筋力の低下が、関節の変形や筋肉、靭帯、骨へのダメージの原因となります。これらは腱や関節の炎症、さらには末梢神経の圧迫による痛みにつながります。特に下腿部では、過使いや怪我による血管の炎症、血行不良、あるいは腰部での脊髄や神経の圧迫によって痛みが生じることがあります。

下肢(足・脚)の不調の原因を探る

足首は体重を支え、歩行するうえで中心となる部位です。スポーツをする人々にとっては、怪我や故障のリスクが常に付きまとう箇所でもあります。足首の痛みの背景には、外傷、偏平足や高いアーチ、外反母趾、アキレス腱炎、足底筋膜炎など、さまざまな原因があります。症状のある部分への負担を避けつつ、根本的な原因を明らかにし、治療を進めます。また、歩き方や姿勢の改善も効果的であるため、それらの指導もおこないます。

下肢(足・脚)の痛み

すねやふくらはぎの痛みは、外傷後の炎症や運動後の筋肉痛、下肢深部の血流障害、または脊椎・腰部の問題による下肢神経の圧迫に起因することがあります。診断にはレントゲンなどの画像診断をはじめ、問診や触診の結果を総合して判断します。

ご自宅での注意点

定期的な運動による体調管理や体重のコントロールが重要です。部分的な痛みに注目するだけでなく、全体的な歩行や姿勢などの体の使い方にも注意を払いましょう。また、ストレッチや運動器具を用いたゆっくりとした血液循環の促進は、血行が悪い方に特に推奨されます。

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