関節鏡

関節鏡とは?

関節鏡とは?

関節鏡は、内視鏡の一種で、胃カメラと異なり、自然に開いている穴を通じて挿入するのではなく、関節に特別に開けた数ミリメートルの開口部から挿入します。内部はカメラで映し出され、手術はモニター画面を見ながらおこなわれます。

関節鏡を用いた手術内容

  • 靭帯再建手術(前十字靱帯・後十字靱帯など)
  • 半月板縫合術
  • 半月板切除術
  • 関節滑膜切除術
  • 関節鼠摘出術

など

関節鏡の特徴

関節鏡は硬い金属製で、手術対象の関節の大きさに応じて直径が異なります。大きな関節用には直径4ミリ、手首や足首用には2.7ミリ、最も細い1.9ミリは指や小さな関節に使用されます。これに合わせた手術器具も用意されています。

関節鏡を手術に用いるメリット

関節鏡を手術に用いるメリット

従来の関節手術は大きな開口部を必要とし、それに伴う患者さまの負担も大きく、長期の入院を余儀なくされることが多くありました。しかし、最近では関節鏡視下手術技術の進歩により、安全で短期間の入院で済む高度な手術が可能になりました。
従来法との比較では、関節鏡を用いた手術は生理食塩水を使用することで感染リスクを減らし、正常な組織へのダメージを抑え、患者様の痛みを軽減するなど多くのメリットがあります。また、手術痕も目立たず、美容面でも優れています。

088-840-1118

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